サンキャッチャー(Sun catcher)とは

  • サンキャッチャーとは、ガラス等で作られた装飾品で、太陽の光を受けて室内に虹のような光の模様(以下「虹」といいます。)を作り出すもののことです。
  • サンキャッチャーの起源は諸説ありますが、欧米では古くから親しまれています。
  • 一般にサンキャッチャーと呼ばれるものはいくつか種類があり、ステンドグラス等も含まれます。
  • アトリエ日月で扱うサンキャッチャーは、レインボーメーカー(Rainbow maker)やレインボーキャッチャー(Rainbow catcher)とも呼ばれる種類のものです。
  • サンキャッチャーが作り出す虹により、部屋や身体が浄化され運気があがると言われています。また、風水効果からもサンキャッチャーは人気が高いです。
    風水では、太陽の光はエネルギーそのものであり、その力は計り知れないものであるとされます。サンキャッチャーは、その太陽の光を集めるものなので、それを部屋の窓辺や車内に吊したり、置いたりすることで太陽のエネルギーによる陽の運気を取り入れて、部屋や車内の邪気を祓ってくれる開運アイテム、幸せを呼ぶお守りとされています。
  • サンキャッチャーが作り出す虹は、キラキラとゆらめき見る人を魅了します。言い伝えられている効果を抜きにしても、サンキャッチャーが作り出す虹を見ているだけでとても癒されます。
  • 海外ではお祝い事の贈り物としても用いられます。


サンキャッチャー=スワロフスキー?

  • 他のショップ様におかれましては、サンキャッチャーの条件として、カットされたパワーストーンやスワロフスキー(SWAROVSKI)社製シャンデリア用クリスタルガラスであるストラス(STRASS)を使用しているものと説明されているものもお見受けします。
    果たして、そうでないといけないのでしょうか?
    上記の「サンキャッチャーとは?」を読んでいただくとおわかりになるかと思いますが、答えは「NO」です。
  • きれいな虹を作り出そうとすれば、フルレッドクリスタルガラス(「フルクリスタルガラス」ともいいます。)が最適で、ビーズよりはシャンデリア用のものの方が、より光を放つようカットされておりなお良いのです。
    これらの条件を満たす最上級品が、スワロフスキー社製シャンデリア用クリスタルガラス「ストラス」と言うことになります。そのため、サンキャッチャー=ストラスを使用したものとされているショップ様がおられるのだと思います。
    あくまでも、最上級品であって、サンキャッチャー=ストラスではないのです。
    ちなみに、「フルレッドクリスタルガラス」とは、クリスタルガラスの中で、酸化鉛を30%以上含み密度が3.00g/立方㎝のものをさします。ガラスの中できれいとされるクリスタルガラスの中で一番きれいなガラスと思っていただけるとよいかと思います。
  • 上述のフルレッドクリスタルガラスの言葉には、水晶(クリスタル)の文字が入っています。クリスタルガラスとは水晶のように透明なガラスという意味です。透明な天然石(パワーストーン)でも、虹は作り出せるということです。
    しかしながら、実際には、フルレッドクリスタルガラスの方が、きれいな虹を作り出すことができるのです。なぜならば、天然石は天然のものですから、中にクラック(ヒビ・欠け)や内包物等を含む場合があり、透明度が落ちるからです。天然石をパワーストーンと捉え、パワーストーンとしての効果を重視するならば、サンキャッチャー=パワーストーンなのかもしれませんが、虹を作り出すという点から見るとサンキャッチャー=パワーストーンである必要はないのです。


アトリエ日月のサンキャッチャーについて

  • アトリエ日月のサンキャッチャートップ部分は、スワロフスキー(SWAROVSKI)社製シャンデリア用クリスタルガラス「ストラス」とASFOUL CRYSTAL(アスフール、アスフォー)社製シャンデリア用クリスタルガラス、水晶(クリスタル)の3種類を用意させていただいております。ただし、販売状況によっては、3種類揃っていない場合もございます。
  • 下記にそれぞれの特徴を記載しておりますので、お客様のニーズに合わせてお選びいただければと思います。
  • アトリエ日月のサンキャッチャーは、これら3種類のトップに、ストラス・ASFOUL CRYSTAL社製シャンデリアパーツ・クリスタライズ(スワロフスキービーズ)・天然石ビーズ(パワーストーンビーズ)・チェコビーズ等を加えて作成したオリジナルとなっております。
  • 天然石ビーズ(パワーストーンビーズ)につきましては、丸玉よりは高価になりますがなるべくカットが入っている物を使用しております。カット物の方が、キラキラときれいに光るためです。ただし、カット物が手に入りにくい天然石や丸玉の方がきれいに見える天然石は、丸玉を使用しております。
  • 耐久性と見た目のきれいさから、テグスではなく主にソフトフレックス(SoftFlex)社のエクストリームを使用しております。
    こちらの商品は、ナイロンコートワイヤーにあたりますが、他のナイロンコートワイヤーに比べ丈夫でいて、しなやかでくせがつきにくいという特性を持っております。それに加えて、エクストリームという種類は、ワイヤー部分が変色しにくいよう加工されているため、美しさが長続きします。
    ただし、デザイン上、エクストリームではなく、チェーン等を使用しているタイプもございます。


3種類のトップについて

  1. スワロフスキー社製シャンデリア用クリスタルガラス「ストラス」
    ・オーストリアの会社です。
    ・他社の物と比べ酸化鉛の含有量が32%以上と多く、「フルレッドクリスタルガラス」に分類されます。
    ・透明度が高く、虹色の輝きを放ちます。
    ・カットも鋭く、輝きがとても美しいです。
    ・シャンデリアパーツとしては最上級品です。
    ・2000年以降、12㎜以上のクリアと18㎜以上のカラー(ボルドーやジェット等濃い色は除きます。)には、ホール(穴)近くに、ストラスの証である「目」という漢字を台形にしたような刻印があります。
    ・元々、価格が高い上に、年々価格が上昇しております。
  2. ASFOUL CRYSTAL社製シャンデリア用クリスタルガラス
    ・エジプトの会社です。
    ・日本では認知度が低いですが、海外では高い技術と品質でスワロフスキークリスタルと並び評されることもあります。
    ・酸化鉛の含有量は30%以上であり、「フルレッドクリスタルガラス」に分類される上質なクリスタルガラスです。
    ・透明度は申し分なく、カットは「ストラス」におとりますが、光の反射による虹がきれいに出ます。
    ・高品質の割には、非常に価格は安いです。
    ・ブランド名より価格重視で良い物をお求めになる方におすすめです。
    ・ストラスのような刻印はございません。
  3. 天然石水晶(クリスタル)
    ・上記2種類に比べて、虹の出方はおとります。
    ・天然の物であるため、大きくなる程、インクルージョン(内包物)やクラック(ひび・かけ)が発生しやすく透明度がおとります。
    ・透明度が高く、大きな物になる程、大変高価になります。
    ・パワーストーンとしての効果を期待する人に向いています。

   ※スワロフスキーの名称について
     スワロフスキーとして親しまれてきたスワロフスキー社製ビーズ商品の名称が「クリスタライズ」に統一されました。
      「スワロフスキー」の名称は、クリスタルの置物やアクセサリー等にのみ使用されます。
     当ショップでは、「クリスタライズ」という名称が浸透するまでは「クリスタライズ(スワロフスキービーズ)」と併記いたします。
     ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。


飾る場所について

  • 飾る場所は、もちろん、太陽の光が入りやすい窓辺がよいとされます。あと、風水では、気の入り口とされる「玄関」もよいそうです。
  • 光の入らないところや角にあたる部分などに「太陽の代わり」に置くのも風水では効果的と言われています。
  • 飾る方角は、風水では仕事運ならば東などと言われるようですが、当ショップといたしましてはお客様の飾りたい場所に飾っていただくのが一番良いと考えています。アトリエ日月では、気軽にサンキャッチャーを楽しんでいただくことが一番だと思っております。
  • サンキャッチャーは、プリズムの原理で虹を作っているため、曇りガラス(すりガラス)では、虹は出来ません。光の入らない場所や曇りガラスの窓では、クリスタルガラスにオーロラ加工(『AB』と表記しております)のものがおすすめです。オーロラ加工の物でも虹は出ませんが、それ自体がキラキラと輝き、きれいです。
  • 飾ってはいけない場所として「トイレ」(「キッチン」「風呂場」等の水まわりを含めている場合もあります)をあげているショップ様も多数おられます。
    一方で、「トイレ」に飾ることをすすめているショップ様も多数おられます。
    「トイレ」は邪気がこもりやすいので、風水では高価な物を置くことや飾りすぎること、開運グッズを置くことは逆効果となるので、サンキャッチャーを飾ってはいけないということらしいのですが、不浄な場所だからこそ、邪気を祓い、浄化の効果を持つサンキャッチャーは、水晶(クリスタル)や観葉植物と同じで飾ってもよいとの考え方もあるようです。
    申し訳ございませんが、アトリエ日月は、風水の専門家ではございませんので、どちらの説が正しいのかはわかりません。


シャンデリア用クリスタルガラスについて

  • シャンデリアでの使用を想定し、製造・梱包・出荷されておりますので、シャンデリアとして使用可能な程度のキズや気泡・欠けなどがある場合があり、また、大きくて重いものほどキズを防ぐことが難しい傾向にあります。これらを理由とする返品・交換・返金には一切、応じることはできませんのでご了承願います。
  • 大きなキズや大きな欠けのあるものにつきましては、その旨を記載の上、それを考慮した価格設定をしております。


天然石パーツについて

  • 天然石についてのページをお読み下さいますようお願い申し上げます。「天然石について」のページ記載事項は、サンキャッチャーに使用している天然石パーツについても適用されます。


火事の危険性について

  • 凸レンズ状の透明な物体、凹面鏡状の反射物によって太陽光が一点に「収束」されるために発生する収れん火災というものがあります。サンキャッチャーで収れん火災が起こるのではないか?と心配される方も多くいるかと思います。シャンデリア用クリスタルガラスは、光を「分散」させることによって虹を作るものです。そのため、火災の心配はないと言い切っておられるショップ様もおられます。
  • アトリエ日月では、サンキャッチャーに使用する透明度の高いビーズや天然石(特に収れん火災の原因になりやすい水晶の丸玉)につきましては、なるべくカットされたものを使用するように心がけております。やむを得ず使用する場合は、小さいものを使用するようにしております。
  • なるべく火事発生の可能性を低くするように努めておりますが、意外なことで火事がおこることがございます。100%火事発生の可能性がないと言い切れないということをご理解の上、ご購入いただきたく思います。
  • 収れん火災は、日差しの強い昼間や夏に発生しやすいと思われがちですが、太陽の光が室内に入り込みやすい夕方や冬に比較的多く発生するということもお知りおき下さい。
  • 外出時にはカーテンを閉めるなど、サンキャッチャーが火事の原因とならないように御配慮をお願いします
  • もし、火事が発生致しましても、当ショップは責任を一切負いませんので、ご了承下さい。


掲載の商品画像について

  • 商品の画像はデジタルカメラを使用して撮影しております。実物に近くなるように撮影しておりますが、どうしても色が写りにくいものや色が強く写ってしまうもの、質感がわかりにくいものなどがございます。また、お客様が商品画像を御覧になる端末(PC・携帯など)の環境により、実際の色合いや質感などの相違が発生することがございます。ご了承願います。


お取り扱い上の注意

  • アトリエ日月が扱うサンキャッチャーは室内用です。
  • サンキャッチャーの部材としてガラス製品・天然石を多く使用しております。そのため、あやまって落としたり、衝撃を加えたりすると割れる場合があります。また、割れた場合、破片で怪我をするおそれがあります。十分ご注意下さい。
  • サンキャッチャーは非常に繊細な作りとなっております。取り扱いによっては壊れる危険性がございます。お取り扱いは丁寧にお願いします。
  • お子様やお飼いになっているペットが光るものに興味を示す場合がございます。割れた場合大変危険ですので、十分ご注意下さい。
  • サンキャッチャーに使用しているパーツの中には、鉛が含まれているものがございます。お子様やペットが口になさいませぬようご注意下さい。
  • 窓辺にサンキャッチャーを吊される場合は、場所によっては雨風やカーテンなどの開け閉めによりサンキャッチャーが窓ガラスや他のものにあたって、サンキャッチャー自体や窓ガラスや他のものが割れたり、壊れたりするおそれがございます。吊される場所を選ぶ場合には十分ご配慮願います。
  • お車に飾られる場合は、運転の邪魔にならないよう、また、走行中も含め、フロントガラスや他のものとぶつからないよう、飾る場所には十分ご注意下さい。
  • サンキャッチャーの部材によっては、角がとがっている場合などがございます。お怪我をなされませぬよう、お取り扱い時には十分にご注意下さい。
  • 使用している部材は経年により劣化してまいります。部材の劣化により吊していたサンキャッチャーが落下する可能性がございます。劣化の速度は、環境により変化します。ご注意下さい。
  • サンキャッチャーが汚れた場合やくもってきた場合は、やわらかい乾いた布でやさしく拭いて下さい。
  • 携帯ストラップタイプにつきましては、衝撃や落下などにより割れたり壊れたりする場合がございますので、取り扱いには十分ご注意下さい。また、使用している部材が、携帯本体にキズを付けてしまう可能性もございますので、十分ご注意下さい。
  • 本来の使用目的・方法以外の使用はしないで下さい。